背景や物語を共有する

尾道デニムプロジェクトの
記事を見て。

ドイツからの手紙 VOL.19
~北欧のポストから PS~。

いいね~。
旅するデニム。

リゾルトのデニムを履いて
世界を旅する人のレポート。

北欧を旅して、
湖のほとりで
ウッドデッキに寝っころがる。

素足にデニム、
やわらかな日差し、
ゆれる水面。

「そんな北欧旅を終えたデニムは旅の前と表情が一変した様に感じる。デニムを織る糸の一本ずつに、北欧の自由の風が抄き込まれたからかもしれないし、ただ荒野にくたびれたのかもしれないけど、さらに良い顔になってきた気がする。」
(文中より引用)

デニムの表情が変わる。
これ、ほんとにたまらない。

自分も、毎日
家でデニムを見るたびに
その表情に見入ってしまう(笑)

深い蒼、やわらかい青、
光と影、綿の風合い。

一日として同じ表情はない、
と言ったら言い過ぎか。

ちなみに、
尾道デニムプロジェクト
というのは、林芳亨(よしゆき)氏が
デザインしたデニムのプロジェクト。

職業とデニムの関連性を
研究している。

広島県尾道市で働く、
漁師さん、大工さんなどの
職業の方にデニムを履いてもらい、
リアルのユーズドデニムを作る。

そこから始まって、
今、デニムを履いて
世界を旅するという企画もしている。

それが、旅するデニム。

「“尾道の漁師さん”→“京都の○○職人”“尾道の保母さん”→“海外の○○職人”など、1本のデニムに別の新たな物語を刻み込み、唯一無二のデニムを創り上げていく。」
(ホームページ「コンセプト」より)

デニムの背景や物語を共有する
っていう考え方がいいね。

世界をつなぐ。
職業とデニムの関係。

おもしろい。

以前、ある方が、
自分の生き様を表現すること、
それが自体が仕事だ。

という趣旨の発言をしていた。

生きていく上での過程。
それを様々な方法で表現する。

それに対して、共感した人が
様々な方法で応援していく。

その方の本を買う方法でもいいし、
コミュニティに入ることでもいい。

そうやって、ただ生きている、
それ自体を表現していく。
そして、応援される。

いいね。

また別の方が、

日々、細かい節約をするよりも、
その節約方法をブログで発信し
収入を得る方がいいと思う。

という趣旨の発言をしていた。

これも、いいね。

誰しも、自分の日常なんか
誰も興味がないと思っているけど、

少なくとも自分は、
人の考え方や生き様、
その表現に興味がある。

頭の中の葛藤や、
ふとした気づき、
ものを買った喜び。

冒頭の、
旅するデニムもそう。

その人が旅をして、
その風景、デニムの表情を
記事から垣間みる。

ほんとに楽しい。

ドイツからの手紙 VOL.19 ~北欧のポストから PS~ – ONOMICHI DENIM PROJECT
ONOMICHI DENIM PROJECT | CONCEPT – デニムは世界と尾道をつなぐ手紙



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