氣という字のエネルギー〜大楠

「気」という字は、
もともと「氣」と書いていた
と聞く。

「气」の部分は天地を表し、
「米」の部分は八方に開いている姿を
かたちどったもの。

つまり、
天地の生命エネルギーを八方に広げる、
という意味が込められている。

ところが、戦後GHQによって
「氣」から「気」を使うように
変更されたらしい。

そもそもの字の成り立ち。
込められた意味合い。

日本人が持っていた
古来からの考え方。

深くて
おもしろい。

ちなみに、
「気合い」とは、
気を合わせること。

というのも
おもしろいね。

最近見た、

才能心理学協会の北端康良さんの
記事にこんな内容があった。

「本質的に、人が求めているのは「ワークライフ・インテグレーション」(仕事と人生が1つに統合されているライフスタイル)。シンプルに言えば、目が覚めている時はずっと楽しいという感覚で生きられる人生を、人は求めていると思います。」
(「ワークライフバランスを目指さない」より)

こういう考え方、
いいね。

ワークライフ・インテグレーション
という言葉は、
最近ちらほら見かける。

ワークライフ・バランスを
一歩進めた発想。

そもそも、
仕事とプライベートを分ける
というのがむずかしい。

バランスを取るのもむずかしい。

いっそのこと、
どっちも楽しめれば、

ブルーマンデーも、
サザエさん症候群も
気にならないはず。

冒頭の「氣」が表すように、

氣(エネルギー)を、
仕事とプライベートで
分断することなく、

今、目の前の事象に
意識を集中できれば、

「目が覚めている時はずっと楽しい」
という感覚が
得られるのかな、

と思う。

今日のくすの木。

20151201a

近くの公園。くすの木とソテツと
イチョウと紅葉の雑多感がおもしろい。

20151201b

ワークライフバランスを目指さない~「あさが来た」(NHK連続テレビ小説)~-才能心理学協会



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