無敵アンパンマンを漫才風に

先日書いた、
無敵アンパンマンの話。

2016.01.04「思考をバラしてみる」

なんか漫才風にしてみたいなぁ
と思ったので、
書いてみようと思う。

欠点を気にする人が、
無敵アンパンマンに憧れる。

でも欠点のない人ばかりになっても、
結局は、それぞれ個性を出し始めて、
元通りの世界になる。

それでいいじゃないか、
という話。

イメージとしては、
漫才師のブラックマヨネーズさんかなぁ。

顔のブツブツを気にする吉田さんと
やさしく全肯定する小杉さん。

(吉田さん風)おれ、やっぱりこのブツブツが気になってるねん。
(小杉さん風)ええやん、そのままで何も問題ないよ。

(吉)でも、つるっとした顔って憧れるわぁ。
(小)アンパンマンとか?

(吉)なんでやねん。
(小)みんなの憧れでかっこいいやん。

(吉)でも、アンパンマンって、顔が濡れたら力でーへんやん。そんなん嫌やわ。
(小)それやったら、顔をコーティングでおおったらいいんちゃう?

(吉)パン欲しい人おったらどうするん?
(小)そんときだけコーティング外して顔ちぎったらいいやん。

(吉)でも、顔あげたらやっぱり力でーへんなるで。
(小)ほな、こう、パンをかごに入れて持ち歩いたらいいやん。

(吉)おかしいやん。それやったらただのパン配ってるコーティングお兄さんやん。
(小)じゃあ、どうしたいのよ。

(吉)おれだけブツブツなんが嫌や。
(小)じゃあ、みんなアンパンパンになったらいいんちゃう?

(吉)みんなアンパンマンやったら、パン焼く人おらへんやん。
(小)ほんだら、一人だけパン焼いたらいいやん。

(吉)パンだけ焼いても、食べる人おらんかったら意味ないやん。
(小)じゃあ、おなか空かせたアンパンマンもおることにしよ。

(吉)でも、みんなアンパンマンやったらパン工場に入りきらへんやん。
(小)そしたらもう、それぞれ好きなとこに住んだらいいやん。

(吉)バラバラになったって、みんなおんなじ顔やったら見分けつかへん。
(小)じゃあ、なんか目印つけとったらいいんちゃう?

(吉)どんな?
(小)顔にブツブツつけるとか。

(吉)もとに戻っとるやないか。
(小)だから、そのままでええって。

(吉)もうええわ。
(小・吉)どうもありがとうございましたー。

みたいな。



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