好きなものが分かると手放せる

最近、意識していること。

それは、
余白。

すきま。

時間のゆとり。
空間のゆとり。

これを
ぎちぎちにやってしまうと、
それ以上のものがやってこない。

最近、
何人かの人が言っていたこと。

予定を空けておいたことで、
こんな予想外の出会いがあった。

目標を持たなかったことで、
想像以上のことがやってきた。

そんなこと。

セレンディピティと
呼んでもいいかもしれない。

思ってもみなかった
もの。こと。

それとリンクして、
もうひとつ
意識していること。

それは、

片付けコンサルタントの
こんまりさんが言う、

ときめき。

「片づけで大事なのは「何を捨てるか」ではありません。「どんなモノに囲まれて生きていたいのか」です。」
(『人生がときめく片付けの魔法』より)

「生きていたい」
という在り方。

今まで
大事だと思っていた
こと。もの。

これも
案外、思い込みで、

実は、
そんなに必要でなかったかも、
と思えたりすることがある。

今まで
これは保存版だとか、
仕事で使うかも、とか、

そういって
取っておいた本。

そんなものも、

あっさり手放せそうな
気がする。

欲しいのは余白。

そんな風に思ったことの
ひとつに、

リゾルトという
デニムがある。

うまく言えないんだけど、
このデニムが好きすぎて、

自分の「これが好き」
という感覚が分かってきた。

そして、

その、好き
(こんまりさんが言う「ときめき」)
が分かることによって、

相対的に、

手放せるものが
分かってきた、というか。

言葉にすると
シンプルなんだけど、

たとえば、

家族がいれば
もうそれだけで幸せ、とか、

この服を着ていると、
どこへでも出かけたくなる、とか、

これを食べていると、
自然に笑顔になる、とか、

そんなこと。

おいしいものを食べていると、
自然に足がぷらんぷらんする
2歳の息子。

パパの歌を聴くと、
笑顔でこっちを見てくれる
0歳の娘。

そんな日々の
ささいなできごと。

何を捨てるかではなく、
何に囲まれて生きていたいか。

逆に言うと、

囲まれたいものが分かれば、
他のものは手放せる。

そして
手に入れる余白。

そこに、
ふっと入り込む
想像以上のもの。

ひとつのデニムを
通して、

そんなことを
思ったりした。

午後の日差しとリゾルト710。

20160222a



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