「どんな困りごともただの嵐だと思えばいい。ただの自然現象なんだ」

ブ)「どんな困りごともただの嵐だと思えばいい。ただの自然現象なんだ」

2016-09-20-06-18-01

おりがみ劇場「青いブタ」

◇◇◇

パパちです。

困りごとって
尽きませんよね。

人にこんなこと言われたとか
あの人にこんなことされたとか
いきなりこうなったとか。

でも
考えようによっては
ただの自然現象みたいなもんです。

雨が降れば傘をさし
嵐がくれば雨戸を閉める。

北風が吹けばコートを着込み
太陽が照りつけると服を脱ぐ。

そんな気がします。

◇◇◇

「青いブタ」

空を見上げると
黒い雲が空いっぱいに広がっていました。

青いブタは思いました。
雨が降るな
と。

誰かが言いました。
「雨ヤダね。」

青いブタは言いました。

「ただの雨じゃないか。ただ濡れるだけ。それがイヤなら、ほら穴にでも入ればいい。」

そしてポツポツと雨は降りはじめました。

#1cmおりがみの世界
#おりがみ劇場



その不完全さが、ときとして誰かの癒しになることもあるんだよ

オ)「その不完全さが、ときとして誰かの癒しになることもあるんだよ。」

2016-09-21-06-04-58

おりがみ劇場「オットセイ」。

◇◇◇

パパちです。

おりがみを折っていると
いろんな想像がふくらんで楽しいです。

たまたまふっと
思いついた一言で

ちょっとした
ショートストーリーを作れたら
楽しいですね。

おりがみ劇場
とか
そんなノリで。

◇◇◇

村上春樹さんの小説の中で
次の言葉が出てきます。

大島さんがなぜ車の運転をするとき
シューベルトのピアノ・ソナタを聴くのか
について。

「さっきも言ったように、それがほとんどの場合、なんらかの意味で不完全な演奏だからだ。質の良い稠密(ちゅうみつ)な不完全さは人の意識を刺激し、注意力を喚起してくれる。これしかないというような完璧な音楽と完璧な演奏を聴きながら運転をしたら、目を閉じてそのまま死んでしまいたくなるかもしれない。」
(『海辺のカフカ』より)

一般論として
人は完璧なものに憧れ
そこを目指そうとする傾向があります。

でも
そもそも
完璧なものなんてどこにもないよね


気づくときが
くるかもしれません。

もっと言うと

不完全だと思っている
今の自分自身が
そのままで完全な存在なんだ


気付けるかどうかが
大事なところかもしれません。

#1cmおりがみの世界
#おりがみ劇場



世界はやさしいと思えば、世界はやさしい

折り紙で
生き物を折っていると

まるで何かをしゃべっているかのように
見えるときがあります。

パパちです。

◇◇◇

今は
ペンギンが

世界はやさしいと思えば
世界はやさしい

と言ってるように
感じます。

◇◇◇

こうやって

自分以外の何かに
セリフをしゃべらせている
感覚というのは

まるで
絵本か何かの世界みたいですね。

この発想が降りてきたのも

ニシノアキヒロさんの
『えんとつ町のプペル』の絵本を
見たからかもしれません。

2016.09.20最新作『えんとつ町のプペル』を発売前にブログでオチまで全部見せてみた。:キングコング西野オフィシャルダイアリー

このブログにもありますけど

ここまで見ちゃうと
ますます欲しくなりますよね。

すごいです。

・・・・・・・

折り紙「ペンギン」

2016-09-20-07-18-57

#1cmおりがみの世界
#ニシノアキヒロ