昨日は
夕方
急に激しい雨が降ってきました。
湿度の高低が
すごいですね。
パパちです。
◇◇◇
駅のホームに立っているだけで
霧状の
雨が吹きつけてきます。
暑いので
むしろ気持ちいいくらい
ですけどね。
◇◇◇
そんな駅のホームで
『海辺のカフカ』の続きを読んでました。
たまに小説を読むと
いいですよね。
いろんな感情が刺激され
いろんな記憶がよみがえります。
同じ本を何度も読んでいると
毎回初めての文章に
出会う気がします。
読むたびに
新しいもののように感じる。
いいものです。
その小説の中で
少年が
夏目漱石を読むシーンがあります。
ちょっと抜粋します。
「閲覧室に戻って『虞美人草』の続きを読む。僕はもともと速く読む読書家ではない。時間をかけて一行一行を追うタイプだ。文章を楽しむ。文章が楽しめなければ、途中で読むのをやめてしまう。」
(村上春樹氏『海辺のカフカ』より)
文章を楽しむ。
これ
いいですよね。
以前読んだときは
気にもとめない箇所でした。
読むたびに
新鮮な発見があります。
まさに
今の自分が
その状態です。
ストーリーうんぬんというよりも
その一行一行を楽しんでいる。
最近は実務書とか
そういう類の本ばっかり読んでいたので
しばらく
小説をいろいろ読みたいな
と思います。
普段感じない
刺激をもらえますね。
そして
普段使わない
感情を刺激されます。