煩悩108とお正月飾り

朝、
電車に乗っていると、

割り込みをしようとしてくる
人が気になってしまう。

別にかまわないんだけど、
気になる、ということは、
何かある、

ということで、
自分なりに考えてみた。

割り込みされる

ちょっと、いらっとくる

なぜ、いらっとくるのか

ルールは守るべきという考えがある

それを他人にも求めるから

でも、それが本音か

ほんとは、座席に座りたい

でも、座りたいとは言えない

大人は本音を言い合わない

ましてや他人同士では

本音で生きていない?

ほんとは本音で生きたい

みたいな。

人間の
108の煩悩を見ているみたい。

12月31日の
大晦日の夜、
お寺では除夜の鐘をつく。

深夜0時をはさんで108回。

「くらし歳時記」
の本の中に、

除夜の鐘を108回つく理由
が紹介されていた。

・108は人間の煩悩の数という説
・108は1年を表すという説
→旧暦に関する数字(12か月+24節気+72候)

もうちょっと
詳しく。

「人間には、感覚や意識を生じさせる「眼」「耳」「鼻」「舌」「身」「意」の6つの器官(六根)があり、それぞれが「好」「平」「悪」の3つの感覚を生じさせるため、6×3で18の煩悩が起こります。その煩悩にはそれぞれ「浄」と「染」の2つがあり、さらにそれぞれに「過去」「現在」「未来」の3つがあるため、18×2×3で108の煩悩となります。108の煩悩にはほかの数え方もあります。」
(『春夏秋冬を楽しむ くらし歳時記』より)

ちなみに、
同書によると、

お正月飾りは、
28日までに飾るのが良いと
されているらしい。

31日に飾るのは
一夜飾りになってしまう。

29日は、
二重苦、苦松(待つ)となってしまう。

30日ならギリギリセーフ。

ということで、
うちでは、今朝飾った。

お正月飾り(武田双雲さんの書入り)。

20151228a



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