季節感のずれとパラレルキャリア

1月5日頃は、

「小寒(しょうかん)」(寒の入り)
と呼ばれている。

冬至から数えて
15日目頃。
二十四節気のひとつ。

寒さが本格的になってきたり、
寒中見舞いを出しはじめたり。

こういった、
二十四節気って、
ときどきちょっと、

季節感がずれているのかなぁ
と思っていた。

たとえば、

立春(りっしゅん)は、2月4日頃。
→こよみの上では春のはじまり。

立秋(りっしゅう)は、8月7日頃。
→こよみの上では秋のはじまり。

これは、
この二十四節気がつくられた、

古代中国の黄河中流域の気候に
もとづいたものだから、
らしい。

実際には、
自分の住むエリアを考慮して
読む必要がある。

(新暦と旧暦のずれではない)

たしかに、
2月4日は、春っぽくないよね(笑)

季節感のずれ、
おもしろい。

最近、
ちょっと気になっている言葉。

パラレルキャリア。

「副業」のようでいて、
「副業」ではない。

Wikipediaでは、
このように書かれている。

一部抜粋。

「ピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』等にて提唱しているこれからの社会での生き方のひとつ。現在の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加することを指す。」

(中略)

「近年のパラレルキャリアの論調は、軸足はあくまで本業の会社におき、社外活動であっても何らかの形で本業に結びつけることを意識し、社外との関わりを作ることを指す場合が多い。」
(Wikipedia「パラレルキャリア」より)

このように、
本業と関係のない「副業」とは、
考え方が異なる。

これを
本業の会社が推奨するかどうかは、
その会社のスタンスによると思う。

同引用元では、

従業員の教育コストと時間を
パラレルキャリアによって省ける
という視点も提示している。

可能性の話。

複数の収入源をもつことで、
生き方や本業に余裕が出る、

という視点も
あると思う。

おもしろいね。

今、
読みかけている本。

ダニエル・ピンク氏の

『フリーエージェント社会の到来
「雇われない生き方」は何を変えるか』。

Amazonの商品説明では、

フリーエージェントは、
このように説明されている。

「「インターネットを使って、自宅でひとりで働き、組織の庇護を受けることなく自分の知恵だけを頼りに、独立していると同時に社会とつながっているビジネスを築き上げた」人々を指す。」

価値観の多様化。

この本の内容とは、
直接関係ないけど、
ちょっと思ったこと。

仮に、週5勤務で
会社に勤務しているとする。

その際、
こう解釈することもできる。

フリーで働いているという
視点で、

たまたま、
週5、アポイントがあって、
会社に足を運んでいる。

あるいは、

スタンスは、
フリーだけれど、

会社との自由契約(FA)で、

アポイントの内容が、
今日は、会社に9時であったり、
明日は、取引先に10時であったり

するだけ。
みたいな。

パラレルキャリアの視点も
掛け合わせると、

解釈は
自由に広がっていく気がする。

広がる木の根っこ。

20160105d



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