お金というものがない世界

そもそも、
お金というものが存在しない世界。

そんな世界を
何かで描いてみたいな、

と思っていた。

ちょっとしたストーリーの
あるもの。

わらしべ長者のような、
必要とされるものを
物々交換していく世界でもいいし、

まったく
別のものでもいい。

ある日、
お金のことをまったく知らない
転校生がやってきた。

でもいいし、

お店のお菓子を、
なんで勝手に取っちゃいけないの?
といった根本に問いかける話。

でもいい。

お金そのものを問う
というような。

と思っていたら、

そんな世界を描いた映画が、
20年前に
フランスで公開されていた。

映画
『美しき緑の星(La Belle Verte)』
(1996年公開、フランス)

最近、
たまたま知った。

舞台となる「美しき緑の星」では、
そもそも貨幣制度がない。

それぞれが
自分の好きなことをして、
共存共生をしている。

監督が言うには、

「世の中の仕組みを根底から
問い直すクレイジーな映画」

を撮ってみたかった
とのこと。

すごいね。
おもしろい。

それも20年前。

そうそう、
わらしべ長者で
思い出したけど、

世の中がそんな物々交換や
シェアをする社会になったら、

税の徴収がしづらい、
というのを聞いたことがある。

そんな場合、

年貢に戻るんだろうか。
あるいは、
他の価値観が生まれるんだろうか。

感情?
いや、そもそも統治者がいない?

逆に言うと、
今の貨幣経済は、
税の徴収がしやすい仕組みになっている。

こんな視点、
おもしろい。

あと、

ぜんぜん話はちがうけど、
最近思ったこと。

仕事である文面を読んでいて、
ちょっとイラっとしてしまった。

時間があまりなくて、
気持ちが
焦っていたのかもしれない。

こういうのは良くないな、
と思って、
気持ちをリセットして、

もう一度その文面を読んでみた。

すると、とても
まっとうなことが書かれていた。

二文字、見落としていた。

なんの変哲もない
ただのひらがなと漢字。

でも、
その二文字があるかないかで、
意味合いが変わってしまう。

やっぱり、
何をするにしても、

自分の心地いい心境で
接するのが大事だなと思った。

同じ文面でも、
自分の心持ちによって、
見え方や感じ方が異なってしまう。

ゆるーく
いきたい。



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