荒唐無稽ないくつかの世界

朝、
空を見上げると、

星が見える。

これだけで、
なんか気持ちが違うよね、

と思う。

視野が
ちょっと広がった感じ。

最近、
あれこれ、
いろんなことを考える。

荒唐無稽な話。

たとえば、
屋根がない世界。

どの家も建物も
屋根がない。

ある親子の会話。

(子)なんで屋根がないの?
(親)法律で決まったからよ。

そんな設定の話とか。
いろいろ。

あるいは、

ある日、
全世界の銀行のシステムがダウンした。
だれも現金を引き出せない。

そんなとき、
お金の価値はどう変化するのか。

とか。

突然、
日本銀行券がただの紙くずになった、
でもいい。

世界共通の通貨ができたので、
今日から、円もドルも紙切れです。

これこれ、こんな条件だったら、
世界通貨と交換します。

とか、そんな
ありそうでない世界。

逆かな。

なさそうで、
ありうる世界。

もう一つ、
感情社会。

ある日、
勘定社会から感情社会へ。

ものの価値観が、
お金や財産的なものではなく、
感情が軸になった世界。

とか。

まぁ、そんな
荒唐無稽なことをあれこれ考えてしまう。

昨日、

第154回芥川賞を受賞した
本谷有希子さんを取り上げた
記事を見た。

受賞作
『異類婚姻譚』
のエピソード。

おもしろい。
ちょっと抜粋。

「「異類婚姻譚」は自分の顔が夫とそっくりになっている妻を主人公に、他人同士が一つになる“夫婦”の不思議と滑稽さを描いた作品。「パソコンで顔認証システムを使って写真の整理をしていた時に、私と旦那の写真が同じフォルダーに入っていて、夫婦が似てくる奇妙さを思いついた時に“これは書けるな”と手応えを感じた」と明かした。」
(Yahoo!ニュース2016.01.20「芥川賞 声優も経験の36歳ママ」より)

おもしろそう。

他人同士が一つになる
っていう発想がおもしろい。



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