大人も子どもも全力少年

外を歩いていて、

いやいや~!
って言いながら、

地面に
ねっころがる子を見かけるけど、

うちの息子も
そんな年齢になってきた。

ふだんは
何ともないんだけど、
たまにスイッチが入る。

いやーっ!
むりー!
もとどおりー!

って言って
全力で主張してくる(笑)

おもしろいのが、
「もとどおり」。

パパやママが
あれこれやっちゃうと、

自分でやりたいと言って、
元通りにさせられる(笑)

ふたを開けるとか、
着替えるとか、
改札でピピってやるとか。

どこまで元通りにして、
最初からやりたいのかなぁ、

とか考えるのも
おもしろいけどね。

なんでも
全力でいいよね、と思う。

子どもたちを見ていると、
よく、

スキマスイッチさんの
『全力少年』という曲を思い浮かべる。

「積み上げたものぶっ壊して
身に着けたもの取っ払って
止め処ない血と汗で渇いた脳を潤せ
あの頃の僕らはきっと全力で少年だった

セカイを開くのは誰だ?」

いいよね。
このセカイを開いていってる感じ。

まぁ、
そもそも、

思いのままに
全力で何かをしたいと
思っているのに、

制限をかけるのは
大人なんだけどね。

ちょっと待っといてね~、
これ触ったらあかんよ~、
もうすぐどこどこ行くよ~、

とか。

子どもは、ただ、
全力で少年しているだけ。

制限なんて取っ払って、
セカイを開きたいよね。

(これは、
自分に対しても言ってみたり)

最近、

ネットで目にした
親子のエピソードで、

ちょっとおもしろいな、
と思ったもの。

2つ。

ひとつは、
子どもが集中力がなくて
あれこれさせるけど続かなくて、
どうすればいいのか?

という質問の回答。

簡単に言うと、
それは、

子どもの集中力が続かないことで、
お母さんが世間から非難されるのが嫌だ、
っていう風に聞こえる。

というもの。
たしかにね。

子ども自身が困っている
という相談ではない。
お母さんが困っている。

そして、

その根本は、
お母さんがどう思われるか、
ということが隠れている。

お母さん自身の問題
とも言える。

(そもそも、それが「問題」なのか
という視点もあると思う)

あとひとつは、

小学生くらいの子どもが
お母さんに言った言葉。

それは、

お母さんがわがままでいてくれて
ありがとう、というもの。

お母さんが、
やりたいように
自由に生きていることで、

自分(子ども)も、
やりたいようにやれるよ。

という趣旨。
深いね。

いろいろ積み上げすぎて、
着込みすぎて、
脳は渇いていないか、

セカイは閉じていないか、

ということを
感じる余裕も大事だな、
と思う。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です