悪い人などひとりも登場しない、という話

昨日
ちょっと不思議な体験をしました。

電車に乗っていて
ふと
あたまの中に

「大丈夫ですよ安心してください」

という言葉が
浮かびました。

なんだろうと思った
その数秒後

乗っていた電車が
安全確認のため緊急停車しました。

駅と駅の間で。

そして
ちょっとしてから

安全が確認できました
とアナウンスがあって

何事もなく
走り出しました。

何でしょうね。
不思議な感じでした。

パパちです。

◇◇◇

これって

何の意味もないと言えば
ないと思います。

あえて
意味付けするとすれば

(今から)電車が緊急停止するけど
大丈夫だから気にしないでね

という
メッセージのようにも
解釈できます。

いずれにしろ
おもしろいなと思いました。

◇◇◇


そんな電車の中で読んでいて
おもしろいなと思った記事。

「悪い人などひとりも登場しない」
という話。

2016.05.23生まれたばかりの孫が憎いんです|いつでもPICOといっしょ@ゆるぴこヨガ、心屋の癒しのカウンセラー

まず
女性誌に載っていた
相談の紹介があります。

(相談者の子である)娘さんが
里帰り出産で実家にいるが
何もしないので腹が立つ

どうしたらいいのか
というもの。

その女性誌の相談の回答は
それは相談者(親)の責任だ
と言う。

でも
ブログを書いている
PICO(ぴこ)さんは

「悪い人などひとりも登場しないよね」
と言う。

そのとおりですよね。
おもしろいです。

その女性誌の回答では
まるで

これは誰々の責任だ
誰々が悪い

という構図で
書かれていますが

家でゴロゴロしている娘さんも
相談者(親)も
誰も悪くない。

ただ
ゴロゴロするのはよくない
(ほんとは自分もしたかった)

という
隠れた感情があるだけの話。

おもしろいな
と思いました。


これを読んで思い出したのが

大学のときの
民法の話。

民法という法律は
善人と善人の利益を調整するものだ
というものです。

例えば

Aさんが
土地をBさんに売った。

しかしその後
Aさんは
Cさんにもあげるよと言っちゃった。

この場合
BさんとCさんのどっちが
土地を手に入れるの?

というようなケース。

この場合
BさんもCさんも
どちらも悪くない。

善人と善人。

でも
どこかで落とし所を
見つけないといけない。

なので
こういうときは
こうしましょうよ

というルールが民法だと。

この話も
悪い人は登場しません。
(Aさんは裁判の当事者ではない)

そんな話を
思い出しながら

世の中
究極的には
悪い人など存在しないのでは


思えたりします。

アニメで
正義が悪をやっつける

という
構図がありますが

「悪」として描かれている側も

もしかすると
ただ身を守るために
行動しただけかもしれません。

家族思いで
平穏な生活を望んでいたのかも
しれません。

有名なコピーに
こんなのがありますよね。

『ボクのおとうさんは、
桃太郎というやつに殺されました。』

衝撃ですよね。

これは
2013年度

「しあわせ」をテーマに実施した
「新聞広告クリエーティブコンテスト」の
グランプリ作品。

テーマが「しあわせ」ですからね。
考えさせられますね。

世の中
悪い人など実は登場しない

という視点で見ると
またおもしろいです。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です