朝日を浴びる街並み、つながり

朝日を浴びた街並みっていいね。

ふわっと浮かび上がる
空中都市みたい。

いつも見ている景色なのに、
昨日までそんな街並みがあったかな
と思わせるくらい。

あらゆるものは、
人が認識して初めて存在する。

量子力学だったかな。

この朝の景色を認識したことで、
その街並みが存在した、というべきか。

この時間、この場所から見える
唯一無二のもの。

日々、こういった気づきが
できればいいなと思う。

京都石清水八幡宮の宮司
田中恆清(つねきよ)氏が著書の中で
こう言っておられる。

「日本人は、「一所懸命」の精神、つまり、この先どうしたいかではなく、今この瞬間を精一杯生きるということを重視してきました。」
(中略)
「二度とない「今」をひとつづつ積み重ねながら生きる。一生はその連続。」
(『神様が教えてくれた幸運の習慣』より)

神道に関する本を読むと
背筋がすっと伸びる思いがする。

そういえばアドラー心理学を扱った本にも
同様の記載があった。

「人生とは 、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる 、連続する刹那なのです 。」
(『嫌われる勇気』より)

いろんな方の本やブログなどを読んでいる
と、突き詰めると、最後は同じところに
行き着くんじゃないかと思えてくる。

何の本で読んだかな、人それぞれ何かを
井戸を掘るように突き詰めていくと、
その地下水脈で、それらはつながっている。

というような。
西村さんの本だったかな。

働き方研究家、西村佳哲氏の著書に
こんな記載がある。

「個人を掘り下げることで、ある種の普遍性に到達すること。自分の底の方の壁を抜けて、他の人にも価値のある何かを伝えることは、表現に関わる人すべての課題だ。」
(『自分の仕事をつくる』より)

医学や物理学を突き詰めていくと
古代の東洋思想にたどり着いた、
という話も聞いたことがある。

こういった、
点と点がつながっていく感覚って
おもしろい。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です