ちょっといいホテルの
料理屋さんなんかで、
生ビールを飲むと、
本当においしい。
雰囲気もあると思うけど、
何が違うんだろう。
以前、
美々卯で生ビールを飲んだとき、
おいしくて、はっとした。
もちろん、
うどんはおいしい。
ほんとに。
で、そこで飲んだビールが、
泡のきめや、そのやわらかさ、
温度、苦味まで、
もう、すごかった。
うまく説明できない。
たまたま
美々卯を例に出したけど、
他にも、すごいなぁ
と思うことは何度もあった。
ふつうの飲食店で飲むビールも
もちろんおいしいんだけど、
それは、
まったく
別ものだと思う。
ホテルのバーとか、
日本料理屋さんとか、
ロビーラウンジとか。
まず、場の雰囲気。
そのお店のテーマに引きこまれる。
もう食事を楽しむしかないでしょう、
という空気。
お店の人の
生ビールを置く仕草。
もう、
気品あふれる。
泡とビールの黄金比。
グラスのシェイプ。
もう、見た目で
魅了されてしまう。
程よい、泡のやわらかさ。
のどの奥で感じる絶妙な温度。
食事を引き立たせるその苦味。
すごいよね、
と思う。
ビールそのものも違うだろうし、
注ぎ方や、温度、グラスの形状、
その他、
想像もつかないような
工程を経て、
商品として、
提供されるんだと思う。
付加価値。
もちろん、
それなりの価格はする。
ちょっと、
価格で
思い出したこと。
買い物するとき、
一般的には、より安いものを
買いたいという傾向があると思う。
でも、状況によっては、
高いからこそ買う、
ということもある。
たとえば。
お祝いをもらったから、
それ相応の値段ありきで、
買い物する。
物そのものよりも、
値段。
たとえば、セミナー料金。
あんまり安いと質が良くないような
気がしてしまう。
それなりの身銭を切るからこその
気づき、
出会いもあると思う。
この場合、フロント商品というか、
入り口として安価な
価格設定は戦略だと思う。
でも、それ以外で安すぎると、
逆にちょっと気になってしまう。
時間単価これだけの料金で、
やっていけるのか、とか。
どこに、
そのしわ寄せがいっているのか、
とか。
この価格設定は、
提供者の自信のなさの表れなのか、
とか。
いち消費者として、
いろいろと考えてしまう。
逆に、
値段を決めるときに、
語呂合わせとかで決めているのを
目にすることがあるけど、
なんかいいよね、
と思う。
たとえば、
ミツローさんという方が
オリジナルサービスを作ったとして、
3,260円(みつろお:3260)
とか。
あくまで、勝手に作った例として。
マーケティングとか、
原価計算とか、
まったく無視した価格設定。
価格なんか、
この際どうでもいい、みたいな。
ミツローさんが売るから買うんだ、
ミツローさんに会いたいから払うんだ、
というような関係性。
そういうのを
実際に目にすると、
おもしろいなぁと思う。
ナオヤ(708)さんが作る
クラフトビールだったら、
708円払うな、とか。
いいよね、
と思う。