すげー、という呼吸

文字の重さ、

というのを
意識したりする。

文章や文脈でも
何でもいいんだけど、

その文字なり文章が持っている
重さのようなものを感じることで、

受け取り方も、
違ってくるのかな、
と思ったり。

今日、
ちょっと意識していたこと。

それは、
呼吸で、息を吐く際に、
「すげー」と言いながら
吐くというもの。

ほんと、
どうでもいい
思いつきなんだけど(笑)

空手家であり、
細胞活性化ストレッチなどを行う
mixs. の代表、

松本孝一さんの言う
呼吸を日頃意識している。

言葉ではとても
言い表せないんだけど、
その中で一点、

息を吐く際に、
口から漏れるように吐く、
というのがある。

(ほんとは、意識や動きも含めて
かなり深いものがある)

息を吐くということは、
簡単そうで、

なかなか奥が深いものだと
感じる。

で、その息を吐く際に、
なぜか、

書道家の武田双雲さんが、
「すげー!」と言っている
絵が浮かんできた。

あくまで
想像の世界。

そこで、
やることなすこと、
見るもの目に入るものすべてに、

感動して、
すげー、と(ときには心の中で)
言っていたら、

自然に、
いい感じで息が漏れていた。

これが正しいのかどうかは
分からないんだけど、

自分の中で、
妙にリンクして腑に落ちた。

空手家の呼吸と、
書道家の感動。

日差しがあったかくて、
すげー、とか、

道路、舗装されてるよ、
すげー、とか。

自転車考えた人、
すげー、

セブンイレブンの
冷凍「たい焼き」のおいしさ、
すげー、

木の枝うねってて
すげー、

とか。
もう何でも。

ネットがつながるのも、
水道から水が出るのも、
自動販売機で買えるのも、

影が出るのも、
重力が働くのも、
光が屈折するのも、

デニムの深い色合いも、
関節の複雑な組み合わせも、
息子のダイナミックな寝返りも、

みんなまとめて、
すげー、と。

冒頭の、
文字の重さ
という意味では、

今日書いた「すげー」
は、

とてもふわっとしている
イメージ。

今日の空と、桜の木の枝。

20160104a



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