思考をバラしてみる

子どもたちが
同時に寝ている間に、

音楽を聴いたりして、
ほっと一息ついたりする。

そんな
つかの間に聴くジャズとか、
いいよね。

YouTubeでBGM的に聴いていると、
頭の中に、
いろんな思考が流れていく。

ちょっとメモとかしたいな、
と思うんだけど、

YouTubeのアプリって、
バックグラウンドで開かないんで、
とりあえず聴いておくしかない。

(できるアプリもあるんだろうけど、
そこがポイントではない気がする)

たとえば、
夢を見ているときのように、

今すごくいい夢を見ているけど、
起きちゃうと、
きれいに忘れてしまうんだろうな、

と思っている感覚に
近いかな。

音楽を聴いていて、
ちょっとしたフローの状態になる。

頭の中では、
いろんな言葉や思考が行き交い、
ふわっと感情が広がる。

メモしたいけど、
そんなフローから脱すると、
さっぱり消えちゃいそう、

みたいな。

音楽って、
不思議な力がある。

感情や記憶のふたを、
そっと開けてくれるような。

大きくは開けてくれない。

あくまで、
そっと。

なんとなく思うこと。

頭の中の思考をバラして、
可視化できたら楽しいよね、と。

たとえば、
欠点が気になる。

アンパンマンは、
顔が濡れると力が出ない。
ある意味欠点、弱点。

じゃ、濡れないように、
顔をコーティングしたら、

なんか、
それってアンパンマンじゃなくなる
気がする。

顔がつるんと覆われた
無敵アンパンマン。

お腹が空いた人には、
一度コーティングを外して、
顔のアンパンをあげるんだろうか。

でも、
顔が欠けると力が出ない。

だったら、あげる用に、
アンパンを持ち歩けば?

もう、それって
アンパンマンじゃないような。

パンを配る
コーティングお兄さん?

欠点がなくなると、
何者でもなくなってしまう。

たとえば。

人見知り(欠点が気になる)

必死に克服しようとする

何者かになろうとする

どうあがいても、なれない

そもそも、それは欠点なのか

単なる個性?

誰彼となくしゃべることが望みか

そうじゃない

仲良くしたい人とだけ親密でありたい

じゃ、そのままでいいんじゃない?

むしろ、時間を奪われない

他人の目線を気にしてる?

他人からの批評なしには自分を見られない?

それって、結局、何者?

コーティング・アンパンマン?

社交的なアンパンマンになりたい

みんながアンパンマンになったら

全員がアンパンマン…いやだ

パンを焼く人がいない

一人のアンパンマンがパンを焼く

食べる人がいない

お腹を空かせたアンパンマンが必要

全員、パン工場に入りきらない

各地に住み始める

みんな同じ顔で見分けがつかない

それぞれ個性を出し始める

(無限思考)

結局、元どおりの世界

もう、そのままでいいんじゃない?
と思う。

そのままで、
進化、成長する。

案外、
そのままでいい、何も問題ない、

と思った瞬間に、
欠点って気にならなくなる気がする。

人間が犬を見ても、
自分にしっぽがないのを
気にしないように。

そういうものなんじゃないかと
思う。



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