次元の違う視点とビジョン

世の中、
ビジョンを大きくもつ、

と、
言われたりする。

たとえば、

スターバックスは、
「職場でもなく家庭でもない第3の場所」
を作り上げている。

Google(グーグル)は、
「1クリックで世界の情報へアクセス可能に」
している。

ただ単に、

目の前の商品が売れたらいいな、
とは、

まったく違う次元で
世界は動いている。

今、

世の中の
「シェアリングエコノミー」
の動きがおもしろい。

すでにある資源を
他人と共有する。

たとえば、
「Uber(ウーバー)」。

スマホアプリでタクシーを呼ぶと、
ウーバーと契約した一般のドライバーが
現地まで駆けつけてくれる。

アメリカのカリフォルニア州に
本社を置き、現在、
世界68か国に広がっている。

また、たとえば、
「Airbnb(エアビーアンドビー)」。

空き部屋や不動産などを、
ネットを通じて、時間貸しできる。
「民泊」などとも言われる。

アメリカのカリフォルニア州に
本社を置き、現在、
世界190か国に広がっている。

これらについては、
当然、国によって法律の規制がある。

日本では、

タクシーであれば、
道路運送法。

民泊であれば、
旅館業法。

まぁ、いろいろあるけれども、
規制緩和なども相まって、
いずれ急拡大する可能性もある。

ウーバーについて、

ネット記事を見ていて
おもしろいなと思ったのは、
こんなこと。

(真偽はわからないけど)

ウーバーの真の狙いは、
タクシーの代替手段を作ることではない。

移動しているすべての車の空席と
目的地を把握して、自動車交通システム
全体の劇的な最適化を図ること。

おおまかには、
こんなこと。

地球規模の話。

すごいね。
視点が違う。

こういった視点の持ち方、
ビジョンの持ち方に、

とても
刺激を受ける。

ちょっと思ったこと。

たとえば、
大型スーパーが地元にくる
と分かって、

地元商店街が
反対をしたとする。

でも、
そうこうしている間に、

Amazonや楽天が、
お客さんの心をとらえた、

というのにも
似ているかも。

地域全体としては
うるおって、
買い物客の選択肢が広がった。

あるいは、

もともと喫茶店が多かった
エリアにスターバックが現れ、

競合するかと思いきや、
コーヒーを飲むという文化が
広がった、

ということもある。

目の前の事象に
とらわれすぎてもいけないな、

と思う。

結局は、
おおきな視点で、

自分はなにがしたいか、

ということ
かな。



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