自分の仮説をつくってみる

昨日くらいから、
なんというか、

感覚がフラットな感じがする。
ニュートラルというか。

充分満たされていて、
やや高めの位置で、
気持ちが落ち着いているというか。

へんに高揚感とか、
飢餓感がない。

不思議な感じ。

昨日は冬至だったので、
その影響かな。
こじつけだけど。

冬至は、陽の力が復する日。
「一陽来復」(いちようらいふく)。

つまり、太陽の力が強まって、
これから新しい1年が始まる日。

今、
仮説という考えが気になっている。

佐渡島庸平さんが
その著書の中でこう言っている。

「「世界がどうなるか」を心配する時間があるなら、「世界をどうするか」を考えたいのです。」
(『ぼくらの仮説が世界をつくる』より)

内容の一部を
自分なりに書いてみると
こんな感じ。

「情報→仮説」だと
前例主義になってしまう。

つまり、何かを決断するとき、
情報を集めてから仮説を立てると
新しいことは生まれない。

これを逆にして、

「仮説→情報→仮説の再構築→実行→検証」
の順序で思考することが大切。

そして、
その仮説を作るにあたり
大切なことは、

「「日常生活の中で 、なんとなく集まってくる情報 」そして 「自分の中にある価値観 」」。
(同書より)

著者の佐渡島さんは、
編集者時代、
『ドラゴン桜』や『宇宙兄弟』を
ヒットに導いた方。

この本では、
出版や編集の視点から例を出しているけど、

書いてあることは、
どの分野でも、日常でも通じる
普遍性を感じる。

自分の感覚で仮説を立てて、
それを実証していく。

おもしろそう。

自分自身の言葉ではないけど、
「世界はやさしい」とか、
検証してみたい。

あと、
「好意は循環する」とか、
「言葉には色がある」
という仮説もおもしろそう。

今朝の木と花と空。

20151223a

苔と石。

20151223b



木を見て森をくぐり抜ける

木を見るのが好き。

道を歩いていたり、
電車に乗っていたりして、

木を見つけると、
つい見てしまう。

通りすがりに、
大きなくすの木を見つけて、
ふらっと神社に寄ってみたり。

背の高い木を
見上げてみるのもいいし、

木の根元の
苔を見るのも楽しい。

山の方にまで行かなくても、
街中でも案外、

木はある。

「木を見て森を見ず」
ということわざがある。

ものごとの細部にとらわれて、
全体を見失うこと。

もともとは、

フランス語の
「木はしばしば森を隠す」
から来ているらしい。

また、
「木を隠すなら森の中」
という言葉も聞く。

ものを隠すなら
同じようなものの中に、という意味。

推理小説
『ブラウン神父の童心』(1911年発表)
が出典らしい。

正確には、
「木の葉を隠すなら森の中」
という表現。

最近、

物語を通過する、
というキーワードが気になっている。

それは、
映画でも小説でも演劇でも
何でもいいんだけど、

ある物語なりストーリーがあって、
その中を通過することによって

新たな価値観を獲得する。
疑似体験をする。

というもの。

もちろん、
そういったものを通過しなくても
生きていける。

でも、

物事の多面性や、
過去の人が感じた心情などを
垣間見ることで、
(インストールして)

想像力の欠如からくる
不都合を回避できるかもしれない。

豊かな世界が
広がっていくかもしれない。

あるいは、
ストレートに伝えるよりも、

より感覚的に、
直感的に
ものごとを伝えられるかもしれない。

頭で理解することと、
身体で感じる(腑に落ちる)ことは、
大きく異なる。

たとえば、
頭で考えずに感じるんだ、
と言うより、

映画「燃えよドラゴン」を観て、
ブルース・リーの台詞を通した方が
より伝わる。

「Don’t think. feel!」
(考えるな、感じろ!)

そして、
その後の場面。

月を指差し、
指を見るんじゃない、月を見るんだ。
と続く。
(実際の台詞はちょっと違うけど)

そんな風にして、

木(場面)を見ながら、
森(物語)を通過することによって、

観念的に、
森を俯瞰したことに
なるんじゃないかな、

と思ったりした。

まるで、
Google Earthで上空から見るように。

もしかすると、
そんな森の中に、

隠れていた木の葉
(言葉や真理)
が見つかるかもしれない。

今朝の空と木。

20151222a



りんごデニッシュのこと

今日は冬至。

最近は
冬にしては過ごしやすい気温。

朝、道を歩いていて、

暗がりの空にうっすら見える、
雲や星を見ていると
なんとも穏やかな気分になる。

昨日、
成城石井で、
タカキベーカリーの
りんごデニッシュを買った。

これがすごかった。
おいしい。

デニッシュの程よくやわらかい生地も、
りんごのほのかな甘みも、
全体の満足感も、

その
どれもが想像を上回ってくる。
さすが、タカキベーカリー。

たしか、
「アカシア蜂蜜りんごのデニッシュ」
という商品だったと思う。

そして、
成城石井もすごい。

いいもの置いてるね~。

なんで成城石井に行ったかというと、
ジントニックが売ってるかな~と思って。

久しく
カクテルなんて飲んでいないんだけど、

この数日、
ジン系のものが
飲みたいなぁと思っていた。

で、やっぱり置いてあった。
さすが成城石井。

この前も書いたけど、

日々のささいな
「やりたい」
を満たしていくのが最近楽しい。

逆に言うと、
この小さな声を無視していると、

ストレスやなんかから、
結局はムダな出費がかさむんだと
思う。想像。

ほんとは、
別のことを書こうと思ってたんだけど、

タカキベーカリーのことを書いたら、
なんか満足してしまった。

アカシア蜂蜜りんごのデニッシュ-タカキベーカリー