夏の終わり、服の軽さ

この夏のイベントも楽しく終えられ、
ひと夏楽しんだ、っていう感じ。

自分が夏生まれなのもあって
夏は解放される感じで好き。

あと、うまく言えないけど、
服が軽いのがいい。

Tシャツでもジーンズでも、
夏物の着替えを手に持ったときに
“軽い”って感じるのがいい。

洗濯ものを干すときの軽さや、
旅行に行くときの荷物の軽さ、
手早く着替えられる気軽さ。

雨に打たれたときに
すぐに乾くのもいい。
バリバリに乾いた洗濯ものも。

むかし読んだ雑誌に、
シンプルライフの特集があった。

“旅するように生活しよう”
といった特集だったと思う。

トランクに詰められるだけの荷物で
生活しようというミニマムな提案。
当時、発想がおもしろいなと思った。

昨夜、息子がひとりで一生懸命遊んでいたので、
自分は『ぼくたちに、もうモノは必要ない』
を読んでいた。

こういうのを読むと、唐突に
部屋を整理したくなる。

スーツひとつとっても、
礼服も合わせて8着はあると思う。

新しいものを買ったら、古いものは
捨てていくのが本当はいいんだと思う。
たとえまだ着られても。

トレンドやサイズ、
自分の価値観も変わってくるしね。

まぁ、何はともあれ、
服が軽いっていうのはいい。



晴れ男というのは

今日は家族でお出かけ。

うちの息子は、大事なお出かけや
親戚で集まるイベントなんかのときには、
たいてい天候に恵まれる。

よく、晴れ男って言われる。

逆に、知り合いで、
やたらと土砂降りの雨に降られる
っていう人もいる。

なにか大事なイベントがあると
たいてい雨、っていう。

でも、実際天候は人によって異なるものではない
って見方もできる。

ようは、解釈の仕方。

何事もうまくいくっていうフィルターを通すのか、
いつもうまくいかないっていうフィルターを通すのか。

やたらと天候に恵まれない知り合いは、
常日頃から、あぁ…やっぱりうまくいかない、
とぼやいている。

とはいえ、雨男雨女が一概に
そういう思考をしているって言いたいわけではない。

いろんな解釈があるね、ってこと。



“幸運はみんな同じように降っていた”

さっきの記事を書いてちょっと思い出した。

ノーベル物理学賞を受賞した、
小柴昌俊先生の話。

以前読んだセレンディピティに関する本に
こんなエピソードが紹介されていた。

ニュートリノという素粒子を観測できるように
装置を改良し、運良く観測できたというのが
受賞のごくごく簡単な経緯。

ただ、小柴先生がおっしゃるには、
幸運(ニュートリノ)は同じように降り注いでいた。
私はそれを捕まえるために準備をしていた、ということ。

非常に示唆に富んでいると思う。