今朝
空を見ると
秋っぽい雲が出ていました。
日々季節は
移ろいでいきますね。
パパちです。
◇◇◇
朝の空を見ていると
本当に毎日
違った表情をしています。
◇◇◇
村上春樹さんの小説
『海辺のカフカ』の中に
少年が香川の
うどんを食べる描写があります。
ストーリーのからみもあるので
前後の文脈は端折りますが
この何気ないシーンが好きです。
「駅の近くにあるうどん屋に入って腹ごしらえをする。見まわしてたまたま目についたところに入っただけだ。(中略)あまりにうまかったのでおかわりをする。おかげで久しぶりに満腹になり、幸福な気持ちになる。それから駅前の広場のベンチに座り、晴れあがった空を見あげる。僕は自由なのだと思う。僕はここにいて、空を流れる雲のようにひとりぼっちで自由なのだ。」
(『海辺のカフカ』より)
満腹になり
幸福な気持ちになる。
ひとりぼっちで自由。
いいですね
こういう心境。
このシーンだけ切り取ってみると
ほんとにささいなことです。
おいしいうどんを食べて満腹になり
空を眺めて自由を感じる。
そういう意味では
自分も
日々同じことを感じていますね。
毎日のご飯がおいしくて
朝見あげる空がすがすがしい。
これを
日々きちんと感じていくだけでも
幸福感や
自由を
感じられるんじゃないかなと思います。
そう思うと
きっかけは
ささいなことですね。