ク）「できてもできなくても、私はあなたのことが好きなの。それだけ。」
おりがみ劇場「クジラ」
◇◇◇
パパちです。
人に愛情を注ぐのって
つきつめると
無条件ですよね。
たとえば
子どもに好きだと伝えるのに
あなたが
おりこうだから
とか
これができるから好きなの
なんて言いません。
そこに条件なんてありません。
◇◇◇
「クジラ」
あるところに
クジラの親子がいました。
赤ちゃんクジラは
まだエサを食べることも
深く潜ることもできません。
でも
お母さんクジラは言いました。
ク）「そんなこと、できてもできなくても、私はあなたのことが好きなの。それだけ。」
まもなく
赤ちゃんクジラは
ミルクを飲んでスヤスヤと眠ってしまいました。
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オ）「どっちに行ってもいいよ。行った方が正解だから」
おりがみ劇場「ツル」「オットセイ」
◇◇◇
パパちです。
ネットで書評を見て
こんな本を読んでみました。
いや
おもしろいです。
「お金は幻想である」
「この世のすべては、ホログラムでできている」
という前提のもと
話が展開していきます。
最初に読んで
特に気になったのは次の内容。
お金を払うことに対する
考え方の一例がおもしろかったです。
お寿司屋さんで
クレジットの伝票にサインするときの
考え方。
「すごい！すばらしい創造物だ。これはすべて私が創ったものなのだ。この建物も、寿司も、寿司職人も、酒も、テーブルも、そこにいるほかのお客さんもだ。どれも私の意識の創造物だ。とてもリアルに見えたし、味も最高だった！すばらしい。私は天才的な創造者だ！」」
おもしろいですね。
ぼくの
イメージの中では
福山雅治さん主演のドラマ
『ガリレオ』で出てくる
「実に面白い。」のイメージで
「実にリアルだ。」
というのが
しっくりきます。
この世はすべて幻想であるのに
まるでお寿司が本物であるかのように
感じられた。実にリアルだ。
という感じ。
伝わりづらいですかね。
でも
これは
ぼくの中ではけっこう衝撃でした。
別の例えで言うと
映画館でゴジラを見ていたとして
もし
映像の中に
人影や大工道具が
間違って写り込んでいたら
ちょっと興ざめしますよね。
せっかくの設定が台無し。
でも実際には
実にリアルに作られていて
映画の世界に入り込んでしまいます。
実にリアルだ。
というのは
そんなイメージでもあります。
おもしろい一冊でした。
◇◇◇
「ツル」「オットセイ」
この広い海には
見たこともない世界があるといいます。
北に行くと
とてもきれいな氷があると聞きました。
南に行くと
とてもきれいな花があると聞きました。
ツルは決めかねています。
オットセイは言いました。
「どっちに行ってもいいよ。行った方が正解だから。自分が選んだ世界を受け入れるということだよ。」
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ペ）「ケンカした2人、どっちも自分が正しいと思っている。正しさとはそういうものだよ」
おりがみ劇場
「ペンギン」「オットセイ」「青いブタ」
◇◇◇
パパちです。
どんな争いも
基本は
お互いが正しいと思っています。
一躍有名になったコピー。
『ボクのおとうさんは、桃太郎とかいうやつに殺されました。』
「しあわせ」をテーマにした
広告コンテストのグランプリ作品。
自分の正義を貫くことが
幸せにつながるとは
限りませんね。
◇◇◇
「ペンギン」「オットセイ」「ブタ」
オ）キミのためにやってあげたんだ。
ブ）ボクは自分でやりたかった。
・・・・・・・
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