見たいものが見える

いつもの道でも、そのときの気分や
意識の向け方で景色が違って見える。

何度も読んだ本でも、
見るたびに新しい発見があったりする。

ふと、
国土交通省のメルマガの編集後記が
気になった。

数か月前からかな、お堅い内容の最後に
ほっとするようなコメントが添えられている。

「本日のつぶやき
最近、こどもと一緒に「○○探し」をして遊びます。
色、形、音、光
外にいる時に1人でやってみると意外と楽しいです。(K)」
(2015.10.20国土交通省メールマガジンより)

なんかほっとする。

子どものころ、先生に言われて
遠足のバスなんかで
こんなゲームをしていた。

赤い屋根を見つけましょう、
自動販売機は何台あったかな、とか。

意識を向けると
よく見えるという。

で、なんとなく今、外を歩きながら、
アメブロをやっていそうな人を探す
というゲームをやってみた。

この人はグルメレポートやってそうだな
とか、この人は意識高い系っぽいから
こんなブログを書いているかな、とか。

そもそも、アメブロやってそうなのは
どんな人だろう、とか。

そんな風に、
ちょっと見る景色を変えてみたりとか。



“五欲を大事に”

今朝の日経新聞の
「おもしろく働くために堀場雅夫さんが残した言葉」より。

「五欲を大事に」
「五欲(食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲)と強欲は異なる」
「人間本来の欲に素直になるから人間は「おもしろおかしく」働ける」
(2015.10.20日本経済新聞より)

自動車排ガス測定器で世界シェア8割を誇る
堀場製作所の創業者、とのこと。

自分が気になったのは、
本来の欲と、強欲を分けているところ。

自分の身体の声に耳を傾けよう
ということはよく言われるけど、
単に刺激が欲しいだけ、との区別がむずかしい。

自分の解釈はこんな感じ。

食欲でも何でも、自分が欲しているものを
我慢せずに楽しく取り入れることは
とてもいいことだと思う。

自分との調和が図れる。

ただ、ストレスを解消するために
暴飲暴食、散財するのは、また別の話。

このあたりの区別は
判断するのがむずかしいけど、
逆にいうと楽しい。

以前、ダイエットをするには楽しく食べるのが一番
という記事を読んだ。

たとえば、これを都合のいいように解釈して、
楽しく食べればいいと言われたので食べてたら、
余計に太ってしまった。

ということもありがち。

その記事が本当に言いたかったのは、
身体の声に耳を傾け、食べ物が口に入るまでの
過程に感謝し、心から楽しんで食べましょう、

と言いたかったのではないかと思う。
想像だけど。

今はふつうに生活しているだけで
周りが刺激だらけだから、「五欲」と
「強欲」の区別を意識したいところ。



そのときの衝動

学生のときの
友人との会話をふと思い出した。

中学生くらいだったかな。

自分は割と直感的に思いつきで
行動するという話をしたら、
その友人がいいなぁと言った。

その友人は、行動するには理由や説明が
必要だろうと親に言われているとのこと。

(実際にはもっと
子ども同士のざっくばらんな会話だけど)

一緒に自転車に乗っていて、
どこに行こうか、どっちに曲がろうか
という話をしていたときだと思う。

右に曲がりたかったら、
何も考えずに右に曲がったらいいのに
と、そのとき思った記憶がある。

武田双雲さんの本に
こんな記載があった。

安い筆を使う理由を聞かれたときの
エピソード。

「そのときの書きたい衝動を大切にしているので 、筆の高い安いを気にしないのです 。」
(「上機嫌のすすめ」より)

なんか、今、自分の中で
このフレーズがリンクした。

書きたければ書けばいいし、
右に曲がりたければ曲がればいい。

思いつきで文章を書いてみてもいい。
とか、そんなことを考えてみた。